北欧インテリアに植物を取り入れる|バイオフィリックデザインの始め方

部屋に観葉植物を一つ置いただけなのに、なんだか空気が変わった気がする。そんな経験、ありませんか。

我が家にも小さなパキラがあるのですが、朝起きてその葉を見るだけで、なんとなく心が落ち着く感覚があります。北欧インテリアに憧れて部屋づくりをしてきた中で、最近じわじわと実感しているのが「植物のある暮らし」の心地よさです。

今回は、最近よく耳にする「バイオフィリックデザイン」という考え方をきっかけに、北欧インテリアと植物の組み合わせについて、初心者の視点で書いてみようと思います。


1. 「バイオフィリックデザイン」って何?

自然を求める、人間の本能的な感覚

バイオフィリックデザインとは、自然光や植物、木などの自然の要素を空間に取り入れることで、人の心身の健康や幸福感を高めるデザインの手法のこと。「バイオフィリア」という言葉自体は、人間が本能的に自然との繋がりを求める性質を意味する造語で、1980年代に提唱された考え方です。

最近ではリモートワークが広がるなか、個人宅のインテリアとしても注目されつつあるそうで、オフィスだけでなく、暮らしの中にも自然と取り入れられるようになってきています。 prtimes

なんだか難しそうに聞こえますが、実は「部屋に観葉植物を置く」というのも、立派なバイオフィリックデザインの一歩なんです。

北欧の暮らしと、もともと相性が良い考え方

そもそも北欧の人たちは、自然との距離がとても近い暮らしをしています。冬が長く家の中で過ごす時間が多いからこそ、室内にも自然の温かみを取り入れようとする文化があるのかもしれません。

木材を多用したインテリア、白を基調にした明るい空間。そこに緑が一つ加わるだけで、北欧らしい「ナチュラルで居心地のいい部屋」がさらに完成度を上げてくれる感覚があります。


2. 植物のある暮らしがもたらしてくれるもの

ストレスがすっとほどける感覚

研究でも、自然の要素を取り入れた空間に身を置くことでストレスホルモンが減少し、集中力が向上することがわかってきているそうです。大げさな話に思えるかもしれませんが、コーヒーを飲みながらふと植物に目をやる、その数秒だけでも気持ちがリセットされる感じ、なんとなく分かる気がします。

部屋の表情が、季節とともに変わっていく楽しみ

植物は、家具や食器とは違う「育つ」という時間軸を持っています。新しい葉が出てきた、ちょっと大きくなった。そんな小さな変化に気づくのも、植物を置く楽しみの一つです。

季節ごとに部屋を整える北欧的な暮らし方とも、相性がいいなと感じています。


3. 北欧インテリアに似合う、はじめての観葉植物3選

① パキラ ── 初心者にいちばん優しい、緑の相棒

鮮やかなグリーンが美しいパキラは、日陰に強く、水やりも適度で十分なため、初心者の方にもおすすめの観葉植物です。 Thecoffeeshop

三つ編みのようにねじれた幹や、丸太のようにどっしりした幹など種類も豊富で、選ぶ楽しさもあります。発色のいいグリーンが、白い壁の多い北欧インテリアに映えるのもポイントです。

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② ウンベラータ ── ハート型の葉が揺れる、北欧家具との好相性

繊細な質感とハート形の葉が魅力のウンベラータ。明るい環境を好みますが、直射日光に当てると葉焼けしてしまうため、レースカーテン越しの光が理想的です。

木の温もりを感じる北欧家具の横に置くと、葉の柔らかなフォルムがいいアクセントになってくれます。シンボルツリーとして、大きめの一鉢を選ぶのもおすすめです。

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③ ピレア・ペペロミオイデス ── 北欧生まれ、小さくてかわいい一鉢

実はこの丸い葉っぱのピレア、原産は中国・雲南省ですが、1940年代にノルウェーの宣教師によってヨーロッパに広まり、北欧では「Pannkakvaxt(パンケーキの木)」という愛称で親しまれてきた、北欧の家庭とゆかりの深い植物です。

コンパクトなサイズで窓辺や棚にもちょこんと置けるので、「まず一鉢から始めたい」という方に特におすすめです。

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4. 飾り方のコツ、3つだけ覚えておく

鉢カバーの色は、部屋のトーンに合わせる

観葉植物そのものよりも、実は鉢カバー選びで部屋の印象が大きく変わります。木製家具が多い部屋なら素焼きやブラウン系の木製鉢、白を基調にした部屋なら白や生成り系の鉢カバーを選ぶと、統一感が生まれます。

高さを変えて「目線の抜け」をつくる

棚の上、床置き、ハンギング。高さに変化をつけて植物を配置すると、視線が自然に動いて部屋に奥行きが出ます。一鉢だけでも、置く場所を工夫するだけで印象がぐっと変わります。

一気に増やさず、まず一鉢から始める

植物のある暮らしに憧れて、つい一気にいろいろ揃えたくなる気持ち、すごくよく分かります。でも、まずは一鉢、自分のペースでお世話できる範囲から始めるのがおすすめです。育てる中で「もう一つ欲しいな」と思ったタイミングで増やしていくくらいがちょうどいい気がします。


まとめ:緑は、いちばん手軽な「北欧時間」のはじめかた

  • バイオフィリックデザインは、自然を求める人間の本能に寄り添った考え方。北欧の暮らしともとても相性がいい
  • 初心者にはパキラ、北欧家具との相性ならウンベラータ、コンパクトに楽しむならピレア・ペペロミオイデスがおすすめ
  • まずは一鉢、鉢カバーや置き場所にちょっと気を配るだけで、部屋の表情が変わってくる

コーヒーを淹れる時間、お気に入りの器でフィーカを楽しむ時間。そこに緑がひとつ加わるだけで、「ひとくちの北欧時間」がもう少し豊かになる気がしています。

まずは一鉢、お部屋に迎えてみませんか。

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この記事を書いた人

こんにちは、よしだです。

コーヒーとお菓子、そして北欧の暮らしが好きで、このブログを始めました。
本業ではコーヒーに携わりながら、少しでも多くの人にコーヒーのある暮らしを満喫して欲しいと奮闘しています。

このブログでは、もうすこし視野を広げて
「日常のなかで楽しめる、小さなご褒美」のような北欧時間をテーマに、
・コーヒーのある暮らし
・好きな器やカップ
・北欧の文化
について自分の勉強も兼ねて紹介しています。

同じように、ちょっと丁寧に暮らしたいなと思っている方に、
少しでも参考になることがあれば嬉しいです。

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