最近、インテリア系のSNSでよく見かける「ジャパンディ」という言葉。
気になって調べてみたら、私が長年憧れてきた北欧インテリアと、すごく近いところにある、、、
というより、求めていた理想の考え方だなと思いました。
今回は、ジャパンディというスタイルがどういうものなのか、そしてどうすれば日常に取り入れられるのかを、いつも北欧インテリアを追いかけている視点から書いてみようと思います。
1. 「ジャパンディ」って、どんなスタイル?
北欧の「ヒュッゲ」×日本の「わびさび」
ジャパンディ(Japandi)は、「Japanese(日本)」と「Scandinavian(北欧)」を組み合わせた造語です。北欧の心地よさを表す「ヒュッゲ」と、日本の静けさや美意識を表す「わびさび」、この二つが掛け合わさって生まれたインテリアスタイルだと言われています。
直線的でシンプルなフォルム、天然素材を使った温かみのある質感、そして静かな空気感。北欧インテリアが好きな人なら、すんなり馴染める考え方だと思います。
北欧7:和3、くらいのバランスが個人的にお気に入り
ジャパンディというと「和室に北欧家具を置くスタイル」と誤解されがちですが、必ずしもそうではありません。
個人的には北欧インテリアが好きなので、北欧インテリアをベースに、和を感じる小物や素材を少しだけアクセントとして添える感じ。
北欧7:和3くらいのでしょうか、、、洋風の空間にどこか凛とした空気が漂う、その絶妙なさじ加減が魅力です。
2. なぜ今、ジャパンディが選ばれているのか
情報があふれる時代に求められる「静けさ」
SNSやデジタル機器に囲まれた毎日だからこそ、視覚的にも静かな空間が、人に安心を与えてくれるようになってきているのかもしれません。
世界一幸福な国と呼ばれている「フィンランド」をはじめ、幸福度ランキングで上位にいる北欧諸国、
その生活様式を取り入れるべく、関心が高まっている部分があるのも間違いないと思います。
fikaやlagom、hygeといった北欧の生活文化が日本でも知名度がでてきて、
そこに日本らしさを加えたジャパンディ文化がどこか静けさを感じ、気持ちを落ち着かせてくれてくれるのでしょう。
一時的なブームではなく、定番として根づいてきている
ジャパンディは数年前から話題になり始めたスタイルですが、最近は一過性のブームというより、上質な空間の定番として根づいてきているという声も多く見かけます。
派手な主張やトレンドに頼らない、「五感で感じる心地よさ」を大事にするスタイルだからこそ、長く愛されているのだろうなと思います。
3. ジャパンディを構成する3つの要素
① 色 ── アイボリー・グレージュ・セージグリーンの中間トーン
ジャパンディの配色は、トーンを揃えた中間色がベース。アイボリーやグレージュ、セージグリーンのような落ち着いた色合いでまとめ、強すぎる色は使いません。
この「ひとくちの北欧時間」のテーマカラーであるセージグリーンも、実はジャパンディ的な配色とすごく相性がいいことに気づきました。
② 素材 ── 無垢の木、リネン、陶器。経年変化を楽しむもの
オーク材をはじめとした無垢の木、リネンのファブリック、手仕事の温かみが感じられる陶器。こうした天然素材を選ぶことが、ジャパンディの大事なポイントです。
完璧でなくていい。使うほどに味わいが増す、経年変化を楽しめるものを選ぶという考え方は、北欧食器を長く愛用してきた感覚とも重なります。
③ 余白 ── モノを減らすのではなく、「想いのあるもの」だけを置く
ジャパンディの空間は、モノが少ないわけではなく、「想いがこもっているもの」だけがある、という状態です。
なんとなく置いているものを見直して、本当に好きなものだけを残す。そうすることで、自然と余白が生まれていく感覚があります。
4. 我が家でも、こうやって取り入れています
北欧食器に、和を感じる一輪挿しを添える
普段使っているiittalaやARABIAの食器の横に、和を感じる小さな一輪挿しや陶器の小皿を一つ添えてみる。それだけで、テーブルの雰囲気がふっと変わります。
特別な和のアイテムを揃えなくても、すでに持っているものの組み合わせ方を変えるだけで、ジャパンディらしさは作れるんだなと実感しました。
低めの家具・低い目線で、落ち着きを出す
ジャパンディでは、低重心の家具配置が落ち着きを生むと言われています。座面の低いソファや、床に近い暮らし。目線が下がることで、天井が高く開放的に感じられる効果もあるそうです。
我が家でも、ローテーブルを中心にした配置に変えてみたところ、部屋全体がぐっと落ち着いた印象になりました。
「完成させない」くらいがジャパンディらしい
ジャパンディには「こうしなければならない」という正解がありません。余白があるからこそ、住む人の好みや価値観が自然とにじみ出てくる。
完璧に整えようとしなくていい、というその余裕みたいなものも、北欧的な暮らし方と通じる部分だなと感じています。
まとめ:ジャパンディは、足すよりも「整える」スタイル
- ジャパンディは、北欧の「ヒュッゲ」と日本の「わびさび」が融合したスタイル。北欧7:和3くらいのバランスが目安
- 色はアイボリー・グレージュ・セージグリーンなどの中間トーン、素材は無垢の木やリネン、陶器など経年変化を楽しめるもの
- すでに持っている北欧食器やインテリアに、和を感じる小物を一つ添えるだけでも、ジャパンディらしさは作れる
新しいものを買い足すというより、今あるものの「組み合わせ方」や「見せ方」を見直す。そんな視点で部屋を眺めてみると、ジャパンディは意外と身近なスタイルなのかもしれません。
あなたの部屋にも、すでにジャパンディの種があるかもしれませんよ。
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