北欧食器が好きになったら、きっと通る道。
そんな風に言われるほど、定番中の定番として親しまれている「ティーマ(Teema)」。
どんな料理にもなじむシンプルさ、でも飽きることがないデザイン。
「普遍的な」という言葉がぴったりですね。
それでいて電子レンジや食洗機も使える、実用性の高さ。
私自身、ティーマは日常的にメインで使っているお皿のひとつです。
どのお皿にしようかぁと迷ったとき、これにしておけば大体どの料理でも受け止めてくれます。
今回は、そんなイッタラ「ティーマ」シリーズの魅力についてご紹介します。
1. Teema(ティーマ)とは?|北欧食器の定番アイテム
ティーマは、フィンランドの老舗ブランド「イッタラ(Iittala)」から発売されている食器シリーズ。
もともとは1952年に「キルタ(Kilta)」という名前で誕生し、1981年に現在の「ティーマ(Teema)」へとリニューアルされました。
デザインを手がけたのは、フィンランドを代表するデザイナー カイ・フランク。
「必要最小限の形と機能こそ美しい」という考えのもと、余分な装飾をそぎ落とした実用性の高いデザインが生まれました。
同じくカイ・フランクがデザインしたもので、カルティオ(Kartio)がありますが、こちらもとにかくシンプルで、
彼の最小限の装飾と機能美に対する姿勢が伝わってきます。
極限なまでに機能美を追求したからこそ、長い期間、様々な国で人気になっているのですね。
2. Teemaの魅力|イッタラの定番食器の特徴
✔ Teemaの魅力①:無駄を削ぎ落としたシンプルなデザイン
シンプルで、くぼみや装飾が一切ないTeema。
そして、シンプルなフォルムに加えて、広めに取られた縁にあたる部分が
盛り付けられた食事やスイーツを引き立てます。
デザイナー カイ・フランクの考えをまさに体現しているシンプルなデザインが特徴です。
✔ Teemaの魅力②:どんな料理にも合う、そして実用的
ティーマは、シンプルながらもしっかりと厚みのある作りで、電子レンジ・食洗機・オーブンすべてOK。
忙しい日常の中でも気軽に使え、気づけば一番よく使っている器になるはずです。
✔ Teemaの魅力③:豊富なサイズとカラーバリエーション
ティーマはプレート・ボウル・マグカップ・カップアンドソーサーと形の種類が多く、
ティーマだけで食卓を彩ることも簡単です。
色もくすみカラーから定番のホワイトまで多彩で、いまだに新色もリリースされています。
家の雰囲気に合わて、微妙な色のニュアンスにもこだわりたいあなたにも、きっと満足のいく組み合わせが見つかると思います。
3. わたしのティーマ(Teema)の使い方
わたしは、17cmのプレートと15cmのボウルを特によく使っています。
朝食のトーストとサラダをのせてワンプレートに。
ワンプレートには気持ち小さめですが、キュッと収まりつつ、周りには余白がある感じです。
ボウルには、スープはもちろん、ヨーグルトや煮物まで幅広く使えるので「とりあえずこれでいいか」と毎日登場してしまいます。
あとは、番外編のような使い方になりますが、カップアンドソーサーを小皿とマグの様によく使っています。
小皿にちょっとした焼き菓子やチョコ、カップにはコーヒーを淹れてそれだけでちょっとしたカフェ空間のよう。
ソーサーによくある装飾や、縁のくぼみがないので、小皿にしても違和感なく使えますよ。
4. 初めてのティーマ(Teema)おすすめ紹介
「どれを買ったらいいのかわからない…」という方には、
- プレート21cm(メインにも朝食にも)
- ボウル15cm(副菜やスープに万能)
このあたりのサイズをおすすめします。
自分は17cmのプレートを使っていますが、やはり無難で用途が広いのは21cmかなぁと思います。
また、複数色を揃えるよりも、まずは1〜2色に絞るとテーブルがすっきりまとまります◎
まとめ:暮らしの中に、静かに寄り添う器
ティーマは、派手さはないけれど、毎日そっと手に取りたくなる存在。
- 北欧インテリアが好きな方
- 毎日使いできる丈夫な器を探している方
- 食器を揃えて美しく並べたい方
- 派手すぎない、落ち着いた色味が好みの方
ひとつあるだけで、テーブルの雰囲気が整う。
そんな器を探しているなら、きっとTeemaはぴったりの相棒になるはずです。
ティーマで揃えることもできるし、シンプルなので他の食器と併せてもしっかり馴染みます。
お気に入りのマグと合わせたり、北欧の焼き菓子をのせたり、
毎日の食卓を、ほんの少し特別にしてくれるティーマ。
シンプルだからこそ飽きずに使えて、時間が経つほど愛着が増す。
あなたの暮らしにも、きっとそっと馴染んでくれるはずです。
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