北欧を代表するキャラクターのムーミンはみなさんおそらく誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 そしてそのかわいいフォルムからムーミンがすきな方も多いと思います。
私も昔はなんとなくかわいいキャラだなーと思う程度には好きだったのですが、じわじわとその熱が高まっていき、今ではかなりのムーミン好きになっています。
今回SNSで知った「トーベとムーミン展」に行ってきたので、ぜひ自分の備忘録も含めてみなさんに紹介できたらなと思います。
備忘録とはいいつつ、ネタバレや細かい作品などについては触れずに、どういった展示会だったのか、どんなことを感じたのかをメインにお伝えしていきます。
もし、実際に行きたくなったよという方が一人でもいらしてくれたら嬉しいです。
ムーミン展に行こうと思った理由
この展覧会を知ったのは、SNSがきっかけで、ポスターの写真が目に入った瞬間に「行かなきゃ!」と使命感を覚えました笑
ただのムーミン展ではなく、”トーベと”ムーミン展、そういえばあまり作者のことだったり、生まれた経緯については知らなかったなぁと思い、さっそく予定を確認して、チケットを購入しました。
はじめはなんとも言えない癒されるフォルムがきっかけでムーミンが好きになり、 その後にアニメやコンテンツに少し触れて世界観や物語を含めて好きになり、 さらにそこから一歩ムーミンの世界を知って好きになれる予感がして楽しみで仕方なかったです。 そして、その予感通りとても素晴らしく、魅力的な展示会でした。
ここからは、その展示内容についてもう少し触れていきたいと思います。
トーベ・ヤンソンという人物について、少しだけ知ったこと
展示会はタイトルの通り大きく2つのテーマに分かれていました。
1つは、芸術家・アーティストとしてのトーベヤンソンについての展示。
もう1つは、ムーミンの世界についての展示。
展示会で一番印象に残ったのが、ムーミンの作者としてしか知らなかった、トーベ・ヤンソンがどのような経歴でどのような作品を残して、また自らの世界観を表現をしてきたのかについてです。
展示の中にはトーベヤンソンが描いた油絵や雑誌の挿絵などもあり、戦争中という時代背景もあり、平和への想いが強く感じられました。
ムーミンの小説第1作品目が出版されたのも1945年、戦争が起きていた時代です。 だからこそ、ムーミンたちは冒険をし、時に不安げだったり、迷っていたりしながらも その中で家族や友達と過ごしていくのだなぁと感じました。
ムーミン展示は、癒しとかわいさであふれていました
ムーミンに関する展示はとにかく癒しとかわいさ埋め尽くされた空間でした。
様々な表情やポーズのムーミン谷の住人の展示がされていました。
なかには見たことがない場面の展示や、MoominArabiaで見たことのある場面も、、、
また、住人の紹介文も豊富にあって、その由来やモチーフになった人についても知ることができます。
作品をひとつずつ眺めながら、私は「この世界観を、子どものころではなく今、大人になってから見られてよかった」と感じましたし、きっとまた年をとってから見るとまた違った感情になるんだろうなとも思います。
結果、ムーミンがより好きになりました。
展示会に行く前の予感が通り、ムーミンがより一層すきになりました。
作者トーベ・ヤンソンのこと、ムーミンが生まれた背景、物語の住人のモチーフを知ることができたからです。
また、展示会で初めて見たムーミンの表情や場面もあり、まだまだ知りたいと思う気持ちが高まってます。
これからムーミンを見るとき、きっと少しだけ違って見える
この展覧会を通じて、私が一番感じたのは「ムーミンって、こんなに深い世界だったんだ」という驚きでした。
今までもなんとなくかわいいだけじゃない、物語としてのムーミンが好きな部分もありましたが、今回の展示会を通じてその、「ムーミンの世界」が好きになりました。
ただ「癒される」存在ではなく、ときに孤独を感じたり、誰かを思いやったり、迷いながら進んでいく存在。そしてお互いに受け入れて、支え合っている人たち。
かわいいだけじゃないムーミンの世界、その奥にある静かな魅力を、あなたも感じてもらえたら嬉しいです。
そんなムーミン熱が高まっているところに、迎えているのが8月9日、、、
ムーミンの日なんです。
この日はあいにく仕事なので、近いうちに今度は埼玉県・飯能市にあるムーミンバレーパークで存分にムーミンの物語の世界に浸かって来たいと思います。
(また、もしかしたらその感想もここでお話しさせてもらうかもしれません。)
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