北欧の夏を感じる一杯を、おうちで
日差しがやわらかくなり、風と一緒に葉っぱや花など自然の香りが感じられる季節。
そんな初夏には、すっきりと爽やかなレモネードが飲みたくなりませんか?
北欧、特にフィンランドやスウェーデンでは、スパイスやハーブを加えたドリンクもよく飲まれており、
美しくて涼しげな見た目も楽しみのひとつ。

この記事では、そんな北欧の空気をちょっとだけ感じられるような、レモネードのレシピを2つ紹介します!
家にある材料だけで作れるシンプルなレモネードと、カルダモンを加えたちょっと大人なスパイシーアレンジの2種類をご紹介します。
レモネードはお水や炭酸水でお好みの濃さに調整できるので、
レシピにこだわりすぎず、まずは気軽に楽しんでみてくださいね。
基本のレモネードレシピ|シンプルな材料と作り方
材料(約10杯分)
- レモン(国産・無農薬が理想):3~4個
- はちみつ:100g
- 砂糖(きび砂糖があればコクがでておすすめ) 100g
- 割って飲む用のお水か炭酸水
作り方
- レモンをよく洗い、3mm程度の薄切りにする。
輸入のレモンには輸送中にカビたりしないよう、ワックスが塗られているそうで、 皮ごと使うレシピなので、国産・無農薬のレモンをおすすめしています。 気になる方は、洗う時にお塩でレモンを優しく擦ってから水でよく流すといいそうです。 - 薄切りにしたレモンと、はちみつ、砂糖を全て鍋に入れて、弱火で煮る。
- 焦げ付かないように弱火で、適度に底から混ぜていく。
- レモンの色が少し濃くなるまで煮詰めていく。 焦げつきそうな時は、少量お水を足してください。
(お砂糖が溶けて馴染んだら飲めるのですが、少し甘さとコクを出すために煮詰めてます。)
飲む時には、煮込んだレモンも添えるので、レモンは形が残っていた方が見た目が美味しそうになります。 混ぜる時は、やさしく、レモンが崩れないように混ぜていきましょう。 - いい感じに煮詰めたら火を止めて、粗熱が取れたら瓶などの保存容器に移して保管。
- お好みの濃さになるよう、お水や炭酸水で割ってお召し上がりください!
※ほんとに少量お塩を入れるとアクセントになるかもです。(ソルティライチのイメージです。)
3. スパイス香るカルダモンレモネード
北欧のお菓子やパンに使われるカルダモンを加えて、材料と一緒に煮詰めていくアレンジレシピです。
パウダーでも売っていますが、香りが残るホールがおすすめです。
先ほどのレシピに、カルダモンを加えて煮ていくだけです。
アレンジ方法
- ホールのカルダモンを10個くらい殻を剥く。
- 先ほどのレシピ工程2のタイミングで一緒に鍋に入れての詰める。
カルダモン自体は香りの強いスパイスですが、色々試して個人的にはカルダモン多めの方が香りが感じられて好きでした。
他の分量が異なるので単純に比較はできませんが、調べて出てくる他の方のレシピより2、3割ほどカルダモン多めになっていると思います。 その辺りもお好みに合わせて調整してみてください。

4. 飲むシーンのアイデア|フィーカや休日のリフレッシュに
せっかく作るなら、どんなタイミングで飲もうか──
煮詰めながらそんな想像を膨らませるのも楽しみのひとつです。
- 朝の目覚めの一杯に レモンの酸味とやさしい甘さが、頭と気持ちをスッと目覚めさせてくれます。
- お菓子と一緒に「北欧流のフィーカ」に 甘い焼き菓子やシナモンロールと一緒に、午後のゆるやかなティータイムに。
- 季節のイベントにも 夏至祭やピクニックなど、屋外の時間にもぴったり。
- お休みの日の午後イチにグイっと 太陽の光が差し込む窓辺で、ゆっくり飲むレモネードが一番おいしいと思います。
- もちろんお気に入りの北欧食器とともに イッタラやアラビアのグラスやピッチャーに注げば、それだけで「ちょっと特別」なひとときに変わります。


5. まとめ|暮らしに取り入れる、北欧の“飲みものの豊かさ”
特別な材料がなくても、少しの香りや盛り付けの工夫で、日々の気分はぐっと変わります。
北欧の人々は、季節や自然の移ろいを感じながら、日常のなかにさりげなく「喜びの時間」を取り入れるのがとても上手。
レモネードも、そんな“暮らしの豊かさ”を味わうきっかけになります。
ぜひ、お気に入りのグラスに注いで──
今の季節を楽しむひとときを、自宅でも感じてみてくださいね。

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