「最近よく見かける『カルダモンロール』、どんな味?どうやって食べるの?」
そんなふうに気になっている方へ、今回はフィーカに欠かせない北欧の定番スイーツ「カルダモンロール」の魅力をご紹介します。
カルダモンロールとは?北欧スウェーデンの定番スイーツ
カルダモンロールとは、生地にカルダモンが練り込まれたパンに、さらにカルダモンをトッピングした、スウェーデン発祥のお菓子パンです。 北欧のカフェのほとんどで見かけるほど、ポピュラーなパンで、お店ごとにカルダモンの挽き方や、パンの巻き方が異なり、それぞれのこだわりを味わうことができます。
日本では、シナモンロールの方が目にすることがありますが、こちらも生地にはカルダモンが練り込まれていることがほとんどです。しかし、シナモンがメインなので、カルダモンはほんのり香るくらい。
カルダモンロールはその名の通り、カルダモンがメインで、爽やかで甘い香りが楽しめます。
味は?香りは?実際に食べてみた感想
カルダモンは、爽やかなスパイシーと、ほのかに柑橘を思わせる上品な甘く華やかな香りが特徴のスパイスです。 その香りをたっぷり閉じ込めたカルダモンロールは、バターのコクと重なり合って、ふんわりと優しい風味に。
カルダモンの香りが、パンの香ばしさを引き立たせつつ、甘さをやわらかく包み込む。そんなイメージです。
シナモンロールに比べて甘さは控えめで、香りをじっくり楽しみながら味わえるのも魅力のひとつです。
コーヒーと一緒にいただいても、どちらの香りも引き立て合い、互いに邪魔をしない。 そんなバランスのよいペアリングが、日常のひとときを少し豊かにしてくれます。
シナモンロールとの違いは??
項目 | カルダモンロール | シナモンロール |
---|---|---|
主な香り | 爽やかでスパイシー | スパイスの甘さ |
味の印象 | スッキリで大人っぽい | 甘めで贅沢 |
おすすめの飲み物 | ブラックコーヒー | 紅茶やミルク系ドリンク |
それぞれのお店ごとにコンセプトがあると思いますが、このようなイメージで
そのときの気分や、併せて飲みたいものによって選んで、組み合わせを楽しんでください!
一度たべたらクセになる、フィーカに欠かせない最高のパートナー
カルダモンロールは、ただの甘いパンとは少し違う、「香りが主役」のお菓子パンです。
さわやかで、ほんのりスパイシー。
柑橘にも似たカルダモンの香りに包まれると、まるで北欧のゆったりとした時間を感じるような気持ちになります。
- 食べる前から、ふわっと香り。
- ひとくち食べて、ふわーっと香り。
- 噛みしめて、更にふわーーっと香り。
- 食べ終わったあとも、口の中に残る余韻の香り(じわぁーっと香る)。
日本ではあまり馴染みのないスパイスなので、最初は少し驚くかもしれません。
でも、食べるたびにクセになって、気がつけばすっかり虜に——。
それが、カルダモンロールの魅力なんです。
スウェーデンの「Fika(フィーカ)」の時間には、コーヒーとこのカルダモンロールが定番の組み合わせ。
最近では日本でも、カフェやベーカリーで見かける機会が増えてきました。
ぜひ一度、お店で。あるいはおうちで、コーヒーと一緒に楽しんでみてください。
北欧のような、ほっとする時間がきっと味わえるはずです。
このブログでは、他にもフィーカに欠かせない、お菓子やコーヒー、
それらを彩る食器類など紹介しております。
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