コーヒー時間を、もっと豊かにする「ひと手間」のすすめ
コロナ禍をきっかけに、おうちでコーヒーを楽しむ人が増えました。
YouTubeやSNSで美味しいコーヒーの淹れ方を学べるようになり、
全国には個性豊かなロースターやカフェが増え、
こだわりのコーヒー豆が手軽に手に入る時代になっています。
そんな中、ただ「飲む」だけではもったいない。
せっかくなら、その時間を少しだけ贅沢に、味わい深くしてみませんか?
ここでは、日常のコーヒー時間をもっと心地よくしてくれる
簡単なひと手間をご紹介します。
1. マグカップをその時の気分で選ぶ
朝、ぱっと目が覚めた日に手に取りたくなる明るい黄色。
雨の日には、静かに深呼吸できる落ち着いたブルー。
「今日はどれにしようかな?」という小さな選択が、自分へのささやかなご褒美に。
私自身、朝のコーヒーはいつも決まったマグでいただくのですが、
仕事や勉強の合間に飲むときは、その日の気分でカップを変えるようにしています。
気持ちを整える、ちょっとした儀式のような存在です。
前提としてマグカップをいくつか持っている必要がありますが、
いくつか持っている方のほうが多いのではないでしょうか?
あまり使っていなかったなぁというマグカップを出して、使ってみてください。
そのマグがしっくり来る時が必ずあって、あなたのコーヒー時間を支えるメンバーになってくれると思います。
2. デジタルデトックス
コーヒーを片手に、スマホをそっと手放してみる。
お気に入りの音楽、自然の音、豆を挽く音、お湯が注がれる音——
ふだん気づかない音に意識が向くと、感覚がゆっくり澄んでいくような時間になります。
(もちろん、毎回そうなるわけではありませんが……笑)
今の私たちは、どうしても情報に囲まれた生活を送っています。
だからこそ、コーヒーを飲むひとときだけでも、外からの情報をシャットアウトして、
五感を“いまここ”に戻してみるのがおすすめです。
3. お菓子をひとつ添える
ビスコッティ、チョコレート、スコーン、クッキー。
なにか甘いものをひとつ添えると、コーヒーの時間が“おやつの時間”に変わります。
市販のお菓子もお皿に出していただくと、ちょっと豊かな気持ちになるのでおすすめ。
コーヒーがお好きな方は、お菓子の食感や風味の組み合わせを考えるのも楽しいです。
4. テーブルに彩りを
お気に入りのクロスを敷くだけでも、気分は変わります。
花を一輪だけ飾るのもいいし、小さな北欧のフィギュアを並べても。
「ここは私のカフェ」と思える空間が生まれます。
ほんの少しの工夫で、コーヒーの時間は、ただの習慣から「わたしだけの特別なひととき」へと変わります。
忙しい日々のなかで、コーヒーを”淹れて”そして”飲む”習慣をは自分なりの”儀式”のようであり、
自由な遊び 今日のあなたのコーヒー時間が、やさしく心をほぐしてくれますように。
その時の気分でも、ルーティンでも
いかがでしたでしょうか。
思い浮かぶ、おすすめのコーヒー時間の中でも比較的試して頂きやすいと思うものを
今回は4つ紹介させていただきました。
また、それぞれについて深堀をしてみたり、ほかのおすすめ方法についても触れる
コンテンツを作成したいと思っているので、ぜひご覧いただけたらうれしいです。
おうちでのコーヒー時間はほんとうに自由です。
ルーティンのように過ごすことで、リセットするもよし。
都度その時の気分でいろいろ変えてみるもよし。
ほんの少しの工夫で、コーヒーの時間はもっと豊かになります。
特別な道具や場所がなくても、
自分の“好き”を少しずつ集めていくだけで、
日常に「私のカフェ」が生まれていきます。
まずはできるところから。
今日の5分が、やさしい時間になりますように。
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