こんにちは。
今日は、私が大好きな北欧の素敵な文化「Fika(フィーカ)」についてお話ししたいと思います。
朝からバタバタと時間に追われ、 仕事や家事をするうちに、気づけば一日があっという間に過ぎていく。
ブラック企業で仕事に追われている、そういうわけではないけど、何故か時間がない、、そんな時間を過ごしていた時期がありました。
「やらなきゃ」と思うことに追われるうちに、 ふと立ち止まることさえ忘れてしまう。
心も体も、どこか張りつめたまま。
「心をゆるめる時間があったらなぁ」それを実現してくれるのがスウェーデンで大切にされている「Fika」という習慣です。
コーヒーの香りに包まれながら、心をあたため、人とつながる。 Fikaは、そんな小さな幸せを日常に散りばめるための、北欧からの優しい知恵なのです。
Fika(フィーカ)とは?
スウェーデンの人たちにとって、Fikaは暮らしに欠かせない大切なひとときです。
コーヒーとお菓子を楽しむ休憩時間ですが、単なる「小休憩」とは少し違います。
Fikaは、仕事の合間や友人との集まりに、1日に何度も取り入れられる心の栄養時間。
そこには、人と人とのつながりを大切にする、北欧らしい温かな価値観が込められています。
ただコーヒーを飲むだけでなく、「今この瞬間」を大切にする。
――心地よい時間を共有する――
それが、Fikaの本質です。
Fika(フィーカ)と日本のコーヒータイムの違いとは?
日本でも「コーヒーブレイク」という言葉はよく知られていますよね。
ただ、Fikaの意味合いは、その意味合いとは少し違います。
日本では、作業の合間に一息つくためのコーヒータイムが主流。
一方、スウェーデンのFikaは「人とのつながり」を育む時間です。
コーヒーを片手に会話を楽しみ、心を通わせることを大切にしています。
もうひとつ特徴的なのは、「手間を楽しむ」という精神。
インスタントコーヒーを手早く淹れるのではなく、
豆を挽き、湯を注ぎ、香りを楽しみながらゆっくり淹れる。
手作りのお菓子を用意する――そんな小さな手間こそが、心を豊かにしてくれるのです。
気分転換にひとりで小休憩をとる代わりに、「一休み気分転換しない?」と同僚とFikaを挟んでみてください。
今までにないコミュニケーションが生まれ、きっと仕事にもいい影響があると思います。
私の職場でも実際に夕方ごろにみんなで10分くらいですが、コーヒー休憩をする習慣があります。
コーヒーや紅茶を淹れて、用意してあるお菓子を食べながら何気ない会話を楽しみ、リフレッシュしているんです。
家でもできる!Fikaを取り入れる3つのアイデア
北欧の素敵な習慣「Fika」を、日本の暮らしにも取り入れてみませんか?
ほんの少しの工夫で、日常に温かな時間が生まれます。
では、ここからはFikaを暮らしに取り入れるためのヒントをご紹介します。
無理のない範囲で、お試し気分でとりいれてみてください。
きっと少し安らかな時間を過ごせると思います。
① お気に入りのコーヒーとお菓子を用意する
コーヒーだけでもいいのですが、そこにちょっとしたお菓子を添えるとFikaとしては最高です。
北欧風のシナモンロールやカルダモンクッキーも素敵ですが、
あなたのお気に入りのお菓子で十分です。
手作りのお菓子でも、市販のものでも、、、
そういった一手間が何気ない時間を、ちょっと良い時間にしてくれるはずです。

② スマホを置き、「今」を楽しむ
次に、スマホを置いてみましょう。
「デジタルデトックス」という言葉がありますが、そこまでしっかりしたものではなく
せっかくFikaをするなら、目の前のひととの会話を楽しみましょう。
いま一緒にいる人との繋がりを感じ、コミュニケーションをとってみてください。
③ テーブルに小さな彩りを添える
最後に、テーブルに小さな花や北欧柄のナプキンを添えてみてください。
特別な飾り付けは必要ありません。
シンプルだけれど、ほんの少し丁寧な演出が、時間をより豊かにしてくれます。



まとめ:Fikaで心を満たす時間を
Fikaは、単なるコーヒーブレイクではありません。
忙しい日々の中で、あえて立ち止まり、心を満たすための大切な時間です。
次のお休みの日に、あるいは今日の夕方にでも。
少しだけFikaの時間を取り入れてみませんか?
コーヒーの香りに包まれながら、ゆったりと過ごす小さなひととき。
その小さな幸せが、きっとあなたの日常を豊かにしてくれるはずです。
そっと寄り添うように。
Fikaの心地よさが、あなたの暮らしに溶け込みますように。
Fikaに欠かせない”コーヒー”と”お菓子”。
このブログではおすすめのコーヒーやお菓子、器類などたくさん紹介をしていきますので、
ぜひご覧いただき、気になるものがあれば、生活に取り込んでみてください。
コメント