コーヒーを飲む時間を、もっと心地よくしてくれるもの——それは「お気に入りのカップ」。
今回ご紹介するのは、北欧らしいシンプルさと温もりを感じるデザインのカップたちです。
毎朝の一杯や、ちょっとしたリラックスタイムに寄り添ってくれる相棒を探してみましょう。
1. GUSTAVSBERG(グスタフスベリ)|BERSA(ベルサ) コーヒーカップ&ソーサー
大きな葉っぱのモチーフが印象的なベルサのカップは、北欧らしさがぎゅっと詰まったデザイン。
ベルサとは「緑に囲まれた小さな空間」という意味。
その名前の通り、まるで森の中で過ごすような穏やかな時間を感じさせてくれます。
朝の光が差し込むテーブルに置くと、白と緑のコントラストが明るく映えて、思わず背筋を伸ばしたくなるような気分に。カップアンドソーサーの組み合わせは、少しだけ丁寧な時間を演出してくれます。
2. iittala(イッタラ)|ティーマ マグ
フィンランドを代表する定番中の定番。ティーマの魅力は、なんといってもそのシンプルさと柔軟性。どんなインテリアにも馴染みやすく、それでいてカラーバリエーションが豊富なので、自分の好みにあった一つを選び事ができます。
朝の忙しい時間にも、夜のゆっくりとした時間にも、どんな場面にも自然と寄り添ってくれる。
そんな「日常の定番」として長く付き合えるマグです。 ティーマシリーズは、プレートなどその他の食器もたくさん揃っているので、組み合わせを考えるのも楽しめます。
3. marimekko(マリメッコ)|ウニッコ マグカップ
「ウニッコ」といえば、マリメッコを象徴する華やかな花柄。その大きなデザインは、見るたびに気持ちがぱっと明るくなります。ひとときのコーヒータイムで元気づけてくれるような存在。
カップ自体はややスリムで持ちやすく、洗練された印象も。北欧デザインに詳しくない人でも知っている有名柄なので、ギフトにもぴったりです。
4. MOOMIN ARABIA マグ
ムーミン好きなら外せない、ムーミンをあまり知らなくてもぜひ選択肢に入れてほしいARABIAのマグシリーズ。キャラクターごとに個性豊かなデザインが施されていて、選ぶところからすでにワクワク。
シーズナルの新作が出ていたり、企業とのコラボマグがでたりと、自分の完成にビビっとくるものがきっと見つかるはずです。
「今日はこの子の気分かな」と選ぶ楽しみがあり、使うたびに愛着が深まる。イニシャル入りのシリーズもあり、ギフトにもおすすめです。ただし、集め出すと沼にハマるので要注意。……私もそのひとりです。
5. iittala|Aino Aalto タンブラー
ちょっと変化球ですが、コーヒーを透明なグラスで楽しむという選択も素敵。アイノ・アアルトのタンブラーは、波紋のようなデザインが光を受けて美しく輝き、浅煎りコーヒーの色味を引き立ててくれます。
明るい昼下がり、窓辺のテーブルで光と一緒にコーヒーを楽しみたい時にぴったりな一品です。
今回は、定番から私のお気に入りまで、北欧マグをそれぞれの特徴とおすすめのシーンを交えてご紹介しました。 気になるマグがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
ご紹介する中で改めて感じたのは、北欧のマグにはそれぞれのデザインや背景に物語があって、まだまだお伝えしきれない魅力がたくさんあるということ。 これからは、ひとつひとつのマグをじっくり掘り下げてご紹介するようなコンテンツも作っていけたらと思っています。 のんびりと楽しみにしていただけたら嬉しいです。
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